第53回日本南画展

副会長

村岸 良華

「慈 光」

 

 人里はなれた鄙の地にひっそりと摩崖仏が刻まれている。長い刻を経て風化した姿は木洩れを受けて、その表情は微笑んでいるかのように慈愛にあふれている。と見るのは画家の心のありようの反映でもあろう。(中野)