第51回日本南画院展
村岸 良華
「笙の岩」
長い刻の侵 によって岩崖が独自の表情をみせる。それは竹の管を環状に立てならべた笛のように見える、まさに自然の造形の妙だ。その様は年老いた人の顔にも、心の襞にも見えて、深沈たる思いに誘われる。