第29回日本画院秋季展

 

百々 茂貫 

「赤き実」

 

 斬りとられた一本の枝、いくつかに枝わかれしてその先に小枝が伸び、それぞれに葉をつけ、そんな枯れ色のなかに赤い実。これは写実だが、凝視を重ねた先の自然の摂理までを暗示する力がある。   (中野)