第64回日本画院展

 

入江 素愛

「湖暮色」

 

 街に生活していると本当の夕焼けの美しさを忘れている。

旅に出てあらためてその様子に感動する。珍しい造りものと塔を境に明暗を峻別 し、風景でありながらあたかも彼・此岸を思わせる冥想的な世界だ。