第50回記念日本南画院展
林 春杏
「 みなも 」
眼路の限り広がる湖面に風が吹いて小波が立つ。わずかな小波がみなもに陰影をつくり、枯木杭の集散が影を引いてリズムを刻む。杭に羽根を休める水鳥の姿体と目線の交叉が広がりをつくる。自然に休みはない。