第72 回春の院展
今井 珠泉
「鹿幻想」
極寒の地にこだわる。その濃密な風土に惹かれるのであろうか。滝の瀑流を横切る鹿の群である。鹿の群には現実に遭遇したのであろうが、滝との構成は創作で、鮮烈にして雄渾な幻想空間となっている。(中)