第13回春光会展

主宰

皿谷能子

 

● 3月26日〜31日  ● 梅田・芝田町画廊

 

 日本画家・皿谷能子さんの主宰する日本画塾春光会の第13回展が開催され、16名31点に主宰の2点が並び盛会となった。
 皿谷さんは京都市立美大の日本画科を卒業。その後専攻科に進学したが、在学中に京展で2度の市長賞、関西展に佳作賞を受賞するなど早くから注目され、専攻科終了後の1966年に山口華楊「晨鳥社」に入塾して翌年日展初入選を果たしている。以降、日展、日春展、関西展、晨鳥社展を発表の場として活動し、2000年に日展会友なるも、2011年に思うところあり「晨鳥社」を退会。日展も離脱、自社中展と個展での活動に切り替えた。描きたいものを描く自由さを貫きたかったとお聞きしたが、今展でも愛おしく真摯に描き上げた草花の作品がメインとなっており、会員相互の和と信頼が窺えた。主宰の2点は赤の牡丹と黄色のバラ。花弁の柔かさと色彩の深みある「富貴花」を挙げた。(松)

 

富貴華  6F