皿谷 能子 日本画展
■2月2日〜7日
■ギャラリー永井
大阪・心斎橋筋
京都画壇画塾「故山口華楊(文化勲章受章)晨鳥社」に所属し、長年、日展(会友)、日春展などで発表活動を続けてきた皿谷能子さんが、思うところあって晨鳥社と日展を昨年離脱、自ら追い求めてきた画風を継統する作家活動に入った。
確かに皿谷さんの絵柄は柔かな自然の描写が特徴で、コンクール的な強烈なインパクトのある作品とは異なり、そうした作品群の中では優しく、いわば目立たない。しかし、それが皿谷さんの作品の魅力でもあり、病院の待ちあい所に癒しとしてリクエストされている。
今展には、近年手がけてきた舞妓作品「待春(80M相当)」と自然の樹々の合間から乗馬倶楽部の練習風景をやや俯瞰した「長閑(50F)」、60号の「雨あがり」を中心に、穏やかな日々の写生から、ひなげし、紫陽花、牡丹、たんぽぽ、桜、もみじ等の花々を写生日を記載したキャプションを付けた小品(SM〜6号)20数点が並んだ。
思いを追究する清々しさが会場にあった。(松)
