第17回春光会展より 皿谷能子 日本画小品展
●3月28日〜4月2日 ● 梅田・芝田町画廊
毎年、日本画家・皿谷能子さんの主宰する春光会の塾展が大阪で開催されている。今回で17回展を迎え、17点の会員作品が並んだが、それに併催して皿谷能子日本画小品展が開催された。出品は、「柏葉あじさい」、「庭の椿」など10号4点、6号の「群生紫蘭」、「玄関の花」に椿、おだまき草などSM6点に舞妓写生6点。その中SMの「赤い椿」と舞妓〈市彩〉のデッサンを挙げた。 実は「赤い椿」は、10号の「庭の椿」の一部を切り取ったものだが、小さいながらも写生作品を凌駕する雰囲気に仕上がっている。また、皿谷さんは舞妓のデッサンを10数年続けており、小色紙に直書き、彩色して現場描きの雰囲気を醸している。他、小鼓を打つ〈豆珠〉、正座する〈菜乃葉〉などあるも、上掲の舞いポーズが、より艶やかさ伝わる。元日展会友、元晨鳥社、師:山口華楊。外務省買上5回。(松)
舞 妓 〈市彩 〉デッサン
赤い椿 SM