第54回日本南画院展

 

片岡 天周

「聳 立」

 

 城郭の石垣のゆるやかな曲線は、豪宕にして優美であり、それが幾重にも連なる様は圧倒的だ。その石積みを濃淡墨を置くように丹念に描写、リズムに加え仰角でとらえることで偉容感を強調してみせた。(中)