第71回日本画院展

 

山内 郁子

「北国の春の先ぶれ」

 

 薄紫の朝陽に淡緑の葉を広げ、淑として薄紅色のかたくりの寄り添い咲く様は、短い春の儚さを感じさせる。色彩、空間、纏まりの中の緩やかな流れも良く、心地よい緩急を生んでいる。(松)