第34回連 展

無鑑査

渡邊 龍彦

「開拓魂」


 雪に覆われた北の大地に、力なくうなだれて立つ赤い馬。

青灰色の空に赤く焦げた月が浮かぶ。

不毛の厳寒の地を、豊饒の大地に変えるために、多くの開拓者の血と涙が流された。

そのレクイエム作品である。(松)