第49回日本南画院展
小林 冲悦
「朽ちる」
軒はくずれ、瓦もはげ落ち、草木は伸び放題。空き家は荒れるに任せているが、この家にも人が住み笑い声も響いた日々もあったに違いない。朽ちることへの憐情はそれとして、確かな描写力がある。