第46回日本南画院展

作家賞

小林 冲悦

「峠の秋」

 峠のゆるやかな坂道、裏通りで通う人影もない一刻、古い家並もひっそりと空気も冷気を帯びて澄み切っている。

こまやかな眼差し、繊細な筆致がそんな情景を確かに掬いとった。

生活の匂いも感じられる。