第49回日本南画院展

 

川淵 水豊

「路傍の譜」

 桜花の連作が続いていたが、今作は一転、猫じゃらしの群れをモティフに、しかし艶やかさは維持している。この画家の美しき資質か。たっぷり感が嬉しいし、明かりを浴びた空間処理が巧緻だ。