改組新第7回日展

加藤 令吉

「緑霞悠景」

 

 方形の幾分長めの花器だが、正方に区切った石垣状の緑釉は灰と黒釉が重ねられ、林に霞がかかったような雰囲気を醸す。器の中下部に貼られた黒い突起板が一見異質だが、見続けると、異次元に誘うような趣きがある。(松)