第36回日展

百貫 俊夫

「十五夜の河原 」[染]

 登場するミミズクは作家自身の化身である。

ミミズクの目を借りて自然を見る、そうした発想が作品に新鮮さを与えている。

満月の河原の光景である。水流の線描に泳ぐハゼ達、岩からの湧水の発想も面白い。