第52回日本現代工芸美術展

 

百貫 俊夫

「夜の雪山に芸術あり」

 

 満月が冬の山々の頂きにかかる頃、山や森に巣くうあやかし達が静かに目を覚ます。月明かりが醸す山の稜線や窪みの影が立ち上がり光と影の饗宴が始まる。跳ねる鹿は、饗宴を楽しむ作家自身である。(松)