下地俊子個展
−染 色−art space


●7月17日〜21日
● 兵庫県立美術館王子分館
 原田の森ギャラリー本館1F

 

 モダンアート協会会員(アートスペース部門)下地俊子さんの兵庫での初個展。実は、加藤三男個展の折、補佐として2度とも来神し、2回目に同館学芸員の勧めもあり、大個展開催を決めた。自分の作品を一堂に並べて見たいという願望もあったからだが、絞り技法の藍染めの大作がずらっと並ぶ様はまさに圧巻。
 下地さんは東京都出身。1995年に藍染工房・実生庵(みしょうあん)を建て、3年後からモダンアートに出品、2度の佳作賞を受け、2006年会員に推挙された。デザイン的な構成等の指導を加藤氏に受けてきており、そうした縁での個展開催が実現した。
 通常、藍染めは木綿や麻に用いられることが多い。下地さんも初期作品「二人旅」「時は流れて」に見ることが出来、シルクスクリーンや色染料も使っていた。が、以降は別珍(綿ビロード)を使用、柔らかで深い藍色調を実現している。約50点の作品より新旧作品数点を挙げた。(松)

二人旅〔シルクスクリーン・木綿〕
2000年 150×90

 

太古のいぶき〔藍染・別珍〕2008 年 180×180

心連心〔藍染・別珍〕2007年 F100×F130×F100/
コラージュ作/藍と青の色合わせ〔藍染・別珍〕2018年 194×162