第72回モダンアート展

 

下地 俊子

「彼方の世界で。」

 

 蝋染紋り技法による鋸歯状の縁をもつ有機的なフォルムが、表を見せ裏を見せながら宇宙空間をゆるやかに回転しているようだ。格別なこだわりをもつ別珍青・藍色の滲みや濃淡の細やかなニュアンスに惹かれる。(中)