第44回全陶展

 

畑辺 国興

「鉄釉花入れ」

 

 紡錘形の精緻な形状にキリッとした口縁が凛とした器様の存在感を出している。作家は以前から、釉薬の重ね掛けによる試行を行っているが、今回は上部の円環線を介した釉薬垂れが幽玄な世界を醸し出した。 (松)