改組新第1回日展

並木 恒延

「月出ずる」

 

 まるで別世界と想わせるような巨大な黄金色の満月が対岸のシルエットとなった丘から昇る。船からの夜景と思えるシチュエーショだが、実に荘厳に構成・構築。技法は、金粉の研出蒔絵と鮑貝、白蝶貝の螺鈿。(松)