第38回日展
尾長 保
「白日夢[漆]」
海底の砂に潜むエイを、そのまま銀盤に写したような存在感がある。
実はそれは極限まで無駄なものをそぎ落とされたエイなのだが、そのリアルさに驚かされる。
浅い砂浜の底に射す光の幻影のようでもある。