第49回新協展

委員賞

藤井 由雄

「茶褐釉壷」

 

 底より口がやや広い、胴長のゆるやかなふくらみをもつ器形が実に伸びやか。

その面全体の茶褐釉の部分が黒ずんでニュアンスを生み、彫り込んだ花卉の刻線が強く逞しく、波紋がリズムを生んでいる。  (中)