第42回日展
中井 貞次
「樹々の調べ」
擬人化された4本の樹が語らい、歌い、また何かの曲をクアルテットで演奏しているような構成の作品である。自然賛歌を標榜し、写実文様から出発したこのシリーズだが、年々簡略化され、一工夫された文様へと進化を遂げている。葉や幹に隠れた鳥や獣たち、森自体が象徴化されている。