今月の課題 「続くコロナ禍の中で」 編集主幹 松原 清
昨年の新年明けに中国武漢から世界中に広まった新型コロナウイルス、アメリカでは、正に大統領選挙の年に急速に蔓延し、50万人に迫る死者が出る中で実施された。感染防止を理由に郵便投票が採用され、死者やペット、更に他州に移り住んだ人までが投票、州の選挙人登録数をこえる不正投票がまかり通った。ドミニオンの開票機の疑惑も未だ解明されていない。一番憂慮されたのはマスコミの報道だ。ツイッター、ユーチューブ等拡散ツールもトランプ陣営側は停止、取り消しが多発し、大統領の言葉が国民に届かない事態を作り上げられた。結果は周知のとおりである。
私も随分気に留めてユーチューブで成り行きを見守った。アメリカの左傾化が現在の中国共産党の世界戦略を放置する恐れがあると思われたからだ。しかし、こと国の安全保障については共和党、民主党の上院・下院議員に大きなブレがないことが解った。
で、振り返って日本政府、官僚の政策を見てみると日本という独立国としての矜持を何処に捨てて来たのかという現況に唖然とし、本当に大丈夫かと思ってしまう。
平和憲法があるから日本はどこからも戦争を仕掛けられないと、今も尚お花畑思想を持つ人は少しは減少したと思われるが、「アメリカが日本を守ってくれる」という幻想を抱かず、日本は日本人が守る、その為に外交があり、戦争抑止力が絶対に必要だと考えを変えなければなるまい。全てお金に換算してしまう日本の親中大手企業と親中政党と大物議員。最先端の日本技術を簡単に売り渡し(国土も)、盗まれる脆弱な政府。日本の将来に明るいビジョンはあるのか、確かなビジョンを持つ為に何が必要か、国会は正にそうした場であって欲しい。
さて、最近新型コロナワクチン開発が進み、世界が接種の方向で動いている。日本にも2、3社のワクチンが入ってきており、接種が始まっている。血栓が出来るとか、若い女性の不妊に影響するとかのニュースを小耳にするが、開発1年ちょっとで、副反応の実態も明確でないと聴く。少なくとも持病を持つ者への影響は知らせて欲しい。私も不整脈の持病があるが、大丈夫だろうか。
どうやら、新型コロナもインフルエンザと同じく絶滅は不可かもしれない。このままではいつ迄も不安は終息しない。ワクチンはウイズ・コロナになる為の一種のおまじないなのかもしれない。
しかし、その裏にオリパラを絶対に開催するとした異なる意思もちらほら臭う。いずれにせよ、世界が正常な社会活動に復帰できるよう、今各人が為すべきことをやり続けることこそ一番重要なことではあるまいか。
全日本美術『今月の課題』の
1996~2005年を単行本に
全日本美術編集主幹 松原清 著
A5版 272頁 定価2000円