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今月の課題 「トリノ五輪に思う」
編集主幹 松原 清
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トリノ五輪で開幕時寝不足だった人は多かったと思うが、はっきり言って期待外れで何日目からはニュースで確認するのでいいや、と半ばあきらめ気味になったのは私だけではあるまい。
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す。しかし、ルールはルール。しっかりチェックをするのがあたり前で、失格は本当に原田らしくない大ちょんぼである。そんなこんなで「メダル・ゼロ」に終わった1976年インスブルック大会以来のゼロ行進で最終まで行くのかとほぼ諦めていたところ、女子フィギュアの荒川静香が見事優勝、今大会初めてのメダル、それも金色を日本にもたらせた。今振り返っても素晴らしい演技だった。ショートプログラム3位
につけ、メダル圏内にあったが、フリーの演技は本当に伸び伸びとスケートを楽しんでいたような余裕が感じられた。演技の終わり頃にみせた荒川の笑顔がなんとも美しく氷の姫が笑顔を取り戻す曲の流れにもぴったりとはまり会場の割れんばかりの興奮は凄いものがあった。今日本は「イナバウアー」ブームだとか。荒川選手が大きく体を後ろに反らしながらスケートを一直線にして滑る技である。もともとスケートを一直線にして滑る技を初めて演技したのが、イナバウアー選手で、技はその選手の名前がつけられてきたが、荒川選手のはより難易度が高く、個有名が付くかも知れない。
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